北アメリカ

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    【メキシコ・グアナファトの撮り方】カラフルな世界遺産の街とピピラの丘の夜景を巡る実地レポ

    📍 グアナファトってどんな場所?

    メキシコ中部に位置する山あいの都市・グアナファトは、銀鉱山によって栄えた街並みと、その独特な地形が作り出すカラフルな景観で知られています。
    世界遺産「グアナファト歴史地区と鉱山」は、街の歴史的価値とフォトジェニックな美しさの両面を楽しめる貴重なエリアです。

    🚗 行き方・アクセス

    • 空港:最寄りはレオン=グアナファト国際空港(BJX)。車で約30〜40分。
    • 長距離バス:メキシコシティから約5時間。ETNやPrimera Plusが快適。
    • 市内移動:中心部はほぼ徒歩圏内。坂と階段が多いので歩きやすい靴が必須。

    📸 撮影スポット①|ピピラの丘(夜景)

    市街を一望できるピピラの丘は、グアナファトを象徴する夜景スポット。
    徒歩でも簡単にアクセスでき、日没前後は街がオレンジ〜ブルーに染まる幻想的な時間。家々のカラフルさが際立ちます。

    📸 撮影スポット②|口づけの小道(Callejón del Beso)

    使用レンズ:広角には Sony FE 20mm F1.8 G、中望遠の圧縮効果には Tamron 70-300mm A047 が活躍。

    グアナファトで最も有名な路地スポット。
    2階のバルコニー同士が“キスできるほど近い”ことで知られるこの小道には、恋人たちの伝説が残されています。

    使用レンズ:背景をしっかりぼかせる FE 55mm F1.8 ZA で立体感のあるスナップに。

    📸 撮影スポット③|ミイラ博物館(Museo de las Momias)

    グアナファトならではのディープスポットがこのミイラ博物館。自然乾燥で保存されたミイラが100体以上展示されています。
    やや刺激が強い展示ですが、グアナファトの地下構造や死生観を知るきっかけにもなります。

    撮影注意:館内は写真OKのエリアとNGのエリアがあります。スタッフの案内に従いましょう。

    🎥 動画(YouTube)

    街歩き&夜景タイムラプスの様子を動画にまとめました👇
    ▶ YouTubeで動画を見る

    💰 費用・難易度・絶景度

    費用アクセスのしやすさ絶景度
    ★★★☆☆(2〜3万円)★★☆☆☆(坂道・階段多め)★★★★★

    📷 使用機材リンク

    今回の撮影に使用したカメラ・レンズ・ドローンはこちら:

    📦 カメラレンタルという選択肢も!

    旅先だけで使いたい、購入前に試してみたいという方は、GOOPASSのレンタルもおすすめです。

    🧳 まとめ

    カラフルな街並みと、銀鉱山の歴史、そしてちょっとダークな文化遺産も味わえるグアナファト。
    坂道は多いですが、それを乗り越えて見られる夜景や路地の表情はまさに絶景。
    ぜひ、お気に入りのレンズを連れて歩いてみてください。

    🏷️ おすすめハッシュタグ

    #グアナファト #メキシコ旅行 #世界遺産 #ピピラの丘 #口づけの小道 #DJIMini2 #α7IV #Tamron70300 #FE20mmG #RenStudio

  • カナダ,  北アメリカ,  地球の撮り方

    【カナダ・イエローナイフで夏のオーロラの撮り方】夏でもオーロラが見える理由とは?現地で実際に見たカメラマンの記録

    カナダ北部、ノースウエスト準州の町「イエローナイフ」。
    この町で私は2024年の夏から冬にかけて、オーロラツアー会社のカメラマンとして活動していました。
    オーロラが見える町として知られるイエローナイフですが、意外と知られていないのが、
    「夏でもオーロラは見える」という事実です。
    この記事では、実際の観測・撮影体験をもとに、夏のオーロラの美しさと仕組みを丁寧に紹介します。

    🔭 オーロラが見えるのは“冬だけ”ではない

    イエローナイフに滞在してわかったこと。それは、オーロラは一年中発生しているということ。

    オーロラは太陽からやってくる粒子(太陽風)が地球の大気とぶつかって光る自然現象で、
    季節に関係なく、宇宙天気次第でいつでも起こります

    ではなぜ“冬しか見られない”と思われているのか?
    それは、空が暗くならないとオーロラは見えないからです。

    ☀️ 春〜初夏は「白夜」の時期

    イエローナイフでは5月〜7月中旬ごろまで、空がほとんど暗くなりません。
    日没は深夜近く、空全体が薄明るいままで終わる日もあります。

    つまりこの時期は、オーロラが空に現れていても、目にもカメラにも見えないのです。

    そのため、私が本格的にオーロラ撮影を始めたのは8月中旬以降。夜の長さが戻り、ようやく「見えるオーロラ」のシーズンが再開します。

    🌌 夏の夜に現れるオーロラ

    夏のオーロラは、決して“控えめ”ではありません。

    私が撮影した8〜10月のオーロラは、アクティブに揺れ動くものも多く、緑や赤がくっきり見えることもありました。
    タイミングによっては、冬と変わらないレベルの強いオーロラ爆発(ブレイクアップ)が発生することも。

    しかも、夏は湖面がまだ凍っておらず、風も穏やかな日が多いため、
    水面に映るオーロラのリフレクションが非常に美しいのが特徴です。

    🧭 夏にもオーロラが見える理由(メカニズム)

    オーロラの仕組みを簡単に説明すると:

    1. 太陽から飛んできた荷電粒子(太陽風)が
    2. 地球の磁場に沿って極地に引き寄せられ
    3. 高度80〜300kmあたりの大気中の原子と衝突し
    4. 酸素や窒素がエネルギーを受けて光を放つ

    つまり、オーロラは常に起きていて、“見えるかどうか”は空の暗さ次第ということです。

    🕓 夏〜秋の観測可能時間

    日没時間オーロラ観測が可能な時間帯
    8月上旬22:30ごろ23:30〜2:30ごろ
    8月下旬21:30ごろ22:30〜3:00ごろ
    9月中旬20:00ごろ21:00〜4:00ごろ(冬並みに暗い)

    👕 夏のオーロラ服装と過ごしやすさ

    日中は20℃近くまで気温が上がる日もありますが、夜は5℃前後まで冷えます。
    薄手のダウンやフリースジャケットがちょうどよく、私は赤いジャケットにジーンズという軽装で撮影していました。

    📸 カメラマンから見た“夏のオーロラ撮影の利点”

    • 湖面へのリフレクションが美しい
    • 機材が凍らず、バッテリー持ちも良好
    • 指がかじかまず、撮影しやすい
    • 夜空と森、キャンプ光との組み合わせが楽しい
    • 観光客が少なく、静かなロケーションが多い

    ❄️ 冬との比較表

    比較項目夏(8〜9月)冬(12〜3月)
    気温5〜15℃(夜は5℃前後)-10〜-35℃
    必要な服装薄手の防寒着+長袖完全防寒(スノーウェアなど)
    撮影しやすさ快適、軽装でOK寒さで操作しづらい
    空の色味やや青みが残る夜空真っ黒な空に映える
    混雑度少なめ(オフシーズン)ピーク(旧正月など)

    🏕 夏のイエローナイフならではの魅力

    • オーロラやハイキングなど、両方楽しめる
    • 白夜明けの夕日とオーロラが両方見られる
    • 航空券やホテルが比較的安い

    🎒 夏のオーロラ体験、おすすめしたい人

    • 寒さが苦手な方
    • 写真や映像に集中したい方
    • 静かな自然を楽しみたい方
    • 夏休み中の学生・家族旅行を検討中の方

    ✍️ まとめ:季節ではなく「空の暗さ」がカギ

    私は2024年、夏から冬にかけてイエローナイフでオーロラを追い続けました。
    その中で感じたのは、「オーロラは空さえ暗ければ、いつでも美しく現れる」ということ。

    夏のイエローナイフには、冬とは違う魅力があります。
    快適さと静けさの中で、空に浮かぶ緑の光を、ぜひ体験してみてください。